【小説4】もし、バリキャリが風俗嬢になったら
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第2章(2/3) つづきそこから3日間
れいかに指名こそ入るものの
リピートに繋がりそうな
手応えはなかった。
店長が遠慮がちに声をかけてきた。
お客様の帰りの雰囲気見た感じ
ちょっと固かったかもね……」
膝を抱えた。
彼女は唇を噛んだ。
ここでも、同じことを繰り返してる」
結果を出してきた彼女にとって
大きな挫折だった。
「論理と最適化」が
ここでは完全に空回りしている。
涙が滲みそうになった。
個室のドアの向こう廊下から
帰り際にキャスト談笑する
利用者の声が聞こえてくるのが
余計に心を刺した。
仕事を終えて帰り仕度を終えた
五月ゆなが静かに入ってきた。
上手くいかないことも想定内だよ。
これくらいで大したことない……です。」
「うーん………、これは重症そうね」
「え?」
「やまっち店長に協力してもらって
実際に れいかちゃんに見てもらうの」
「そ、それはありがたいけど
同じお店の人同士、気まずくないの?」
「細かいことは気にしない
百聞は一見にしかずです♡」
少し広めの個室に移動すると
すでに店長が待っていた。
「新人指導なら
俺がモニター役でいいよ。
ははは、久しぶりで照れるなー」
とソファに座っている。
秋山すずね(22)が
グラマーな体を揺らして入ってきた。
冷めた視線をれいかに向けた。
張り切りすぎて失敗したんだ。
巻き込んで実演?
まあ、見て勉強するしかないよね。
言われても、意味分かんなかったけどね」
どこか醒めていた。
すずねは壁際に寄りかかり
スマホをいじりながらも時折
視線をこちらへ投げかけた。
やまっちの隣に腰を下ろした。
しっかり見ててね。
言葉じゃなくて
肌で感じる温もりが大事なんだよ」
店長のネクタイを解き
シャツのボタンを外していった。
54歳の少したるんだ胸板を滑る。
突然、ゆなも脱ぎ始めたのを見て驚いた。
れいかちゃんのためですもん」
自分の豊かな胸を店長の胸に
そっと押しつけた。
ゆっくりと擦り合わせる。
柔らかな吐息を吹きかけながら
耳たぶを甘く噛んだ。
「俺、生きててよかったかも……」
つづく
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